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2016.08.30

あなたは大丈夫!?ビジネスで間違いやすい日本語

取引先とのメールでのやりとりや商談などビジネスシーンにおいて、正しい日本語を使いこなすことは欠かせません。とはいえ、日本語には独自の敬語や文書表現、慣用句があって難しいものです。正しいと思って使っていた日本語が実は間違っているということもあります。そこでビジネスで間違えやすい日本語をおさらいしてみましょう。

ビジネス文書&メールでやってしまいがちな間違い

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ビジネスシーンで「了解しました」

メールで取引先や上司から依頼を受けたときについ使ってしまいがちな「了解しました」。一見、相手を立てているような印象を受けますが、本来は「理解したうえで承諾する」という目上の人が使うべき言葉です。正しくは、「わかりました」「承知しました」「承りました」「かしこまりました」になります。相手や状況によって使い分けましょう。

個人宛に「御中」を併用

「株式会社○○ 御中 田中様」のように個人宛にも御中を使うのは間違い。御中は団体に対する敬称で、宛名の途中で使うものではありません。この場合は「株式会社○○ 田中様」でよいのです。また「各位」は案内状などたくさんの人に一度に送るときに使う尊敬語です。「株式会社○○様 各位」などとするのは間違いで、正しくは「株式会社○○ 各位」です。

目上の人に「ご苦労さまです」

「了解しました」と同様に「ご苦労さまです」も使うシーンを選びたい言葉。宅配業者の人に対してねぎらって使うのは問題ありませんが、部下が上司へなど、目上の人に使うべきではない失礼な言葉になってしまいます。こうしたときは、「お疲れさまです」を使うのが正解です。

勘違いしやすい慣用表現を正しく理解しよう

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敷居が高い

「僕なんかにはこのレストランは敷居が高いです」のように、自分には高級すぎたり、上品すぎたりするときに畏れ多い気持ちを表して使う人がいますが、実は間違い。正しくは、「不義理をして面目のないことがあって、その人の元に行きづらい」ときに使うもの。「前回、接待で失敗してしまったから、田中さんのところに行くのは敷居が高いな」のような使い方が正解です。

確信犯

「田中さんが忙しい時期に休みをとるのって確信犯だよね」のように、“よくないとわかっていながらわざとしているとき”に使ってしまいがちですが、これも間違い。本来は、政治的・宗教的・思想的な信念をもって犯罪をおかすときに使う言葉。普段、おいそれと使うような言葉ではないことを理解しましょう。

気が置けない

「田中さんとは幼なじみで、私たちは気が置けない関係なのです」のように、気を使ったり、遠慮しあったりせず、心からうちとけあう間柄の人に使う言葉です。しかし、逆に気配りや遠慮すべき間柄のように全く逆の意味にとらえて使っている人がいます。本来はよい人間関係を示す好ましい言葉なので、正しく使いましょう。

類似言葉のそれぞれの意味を把握しよう

「煮詰まる」と「行き詰まる」

「煮詰まる」は、いい企画案が浮かばなかったり、プロジェクトがうまくいかなくなったときなど困難な状況を表すときに使う人がいます。しかし、正しい意味は、しっかりと検討がなされて、結論が出る段階に近づいているという良い兆候を表した言葉です。困難な状況を表現したいときは、「行き詰まる」を使うのが正解です。

「役不足」と「力不足」

「役不足」は、自分の力量に対して、その役目が不足していることです。「こんな大役は私では役不足です」のように使う人がいますが、あべこべで不遜な表現となってしまいます。その役目に対して、自分の力量が不足しているというときには、「力不足」または「力量不足」を使いましょう。

「ご教授」と「ご教示」

業務上の指示を受けたいときに「この件につきまして、ご教授いただけますでしょうか」とメールで書いた経験はありませんか。「教授」は長い期間にわたって継続的に学問を教えること。大学教員を「教授」というのはそのためです。先ほどのメールのように、その用件について聞きたいときは、教えることを意味する「教示」が使うのが正解です。

言葉には品格があらわれるもの。ビジネスの場で、知らず知らずに間違った言葉の使い方をしていては、会社の信用に関わることも。本当にその言葉があっているのか、辞書を引いて意味を確認し、改めることも必要です。ふだん使う言葉だからこそ、正しく使っているかを確認してみましょう。

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