ミ・チ・シ・ル

今後のキャリアや
ワークライフスタイルに、
ちょっぴりモヤモヤしている
女性のためのWEBマガジン。

2016.09.01

残業時間を減らしたい!各社の取り組みあれこれ

いくらやりがいのある仕事でも、毎日残業続きではリフレッシュできる瞬間がありません。「自分らしい働き方」についての議論がなされ、ワークライフバランスの重要性が叫ばれている今、各社で残業時間を短縮するための取り組みが行われています。企業にとって、従業員の残業時間を削減することはコスト面だけではなく、人材の定着、健全な企業風土の醸成という意味でも、ますますその重要性を増してきています。そこで今回は、有名企業で行われている取り組みをご紹介します。

味の素株式会社「朝食サービス」

味の素株式会社では、常日頃から仕事の効率性を高め、残業時間を短縮することを目的に、2016年4月から所定労働時間を1日当たり20分短縮し、7時間15分にすることと決めました。この取り組みの一環として、毎日7時50分までに出社した人限定で、社員食堂にて「無料の朝食」が提供されています。これを目当てに…というわけではありませんが、7時台に出勤する人は確実に増えたそうです。フレックス制を敷き、電話などで仕事の邪魔をされない朝の時間に出社する人を増やすことで、個々の仕事の効率も上がり、なんと15時台に仕事を終えられる人もいるとか。

損害保険ジャパン日本興亜株式会社「退社時間宣言」

より良い就業環境を目指すための一対策として、残業時間の短縮に取り組む損害保険ジャパン日本興亜株式会社では、毎日出勤すると、ホワイトボードに「退社予定時間」を書く習慣があるそうです。フレックス制の職場で働くと、「後で打ち合わせがしたい」と思っていた相手が、予想より早く退社してしまうというデメリットもあります。ですが、ホワイトボードにあらかじめ退社予定時間を書いておき、職場の同僚から見えるようになっておけば、そういったすれ違いはなくなることでしょう。さらに、職場の同僚に退社予定時間を宣言することで自分自身の作業効率が向上するだけではなく、タイムマネジメントの上達にもつながり、ビジネススキル全体のパワーアップにもつながります。まさに一石二鳥にも三鳥にもなる取り組みです。

株式会社カヤック(面白法人カヤック)「19時消灯」

面白法人カヤックでは、毎月サイコロで給料を決める「サイコロ給」を取り入れたり、一緒に働きたいと思える就活生に「ファストパス」を渡したり…と、さまざまな面白い取り組みを行ってきました。残業時間の短縮に関しても、そんな会社ならでは一風変わった取り組みをしています。なんと、「ノー残業」と決められた曜日には、19時にオフィスの電気が強制消灯されるのだそうです。ちょっと強引な手ですが、電気が消えれば自ずと仕事はできなくなります。それくらいの緊張感を持って効率性を追求し、心身ともに最良の状態で明日の仕事に向き合ってほしい、という会社からのメッセージなのでしょう。

いかがでしたでしょうか?今回は企業の制度としての取り組みをご紹介しましたが、残業時間は個人が主体的に短縮に取り組むことでも大きな効果があります。残業時間の短縮に取り組めば、仕事の効率性を上げることに意識が向き、ひいては自分のビジネススキルを上げることにもつながります。もちろん、仕事面だけではなく、プライベートの時間を充実させることにもつながるので、心と体のリフレッシュにつながり、結果としてさらに仕事効率が上がるという好循環にもつながります。

「うちの残業が多い会社だから…」とあきらめるのではなく、どうすれば残業時間を短縮できるのかを自分で考え、それを実践してこそ意味があります。今回ご紹介した、退社時間宣言などであれば、今日からでも実践できるので、まずは親しい同僚などの間ではじめてみてはいかがでしょうか。

月間ランキング